期刊:Japan Tappi Journal [Japan Technical Association of the Pulp and Paper Industry] 日期:2013-01-01卷期号:67 (12): 1402-1404
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DOI:10.2524/jtappij.67.1402
摘要
富士ゼロックスのPrint On Demandビジネス(以下,PODビジネス)は1990年代のDocuTech135(モノクロ機)以来,フルカラー,プルーファー,連続紙システム,さらにはビジネスカラーインクジェット領域へと拡大を続けているが,当時の「必要な時に,必要な場所で,必要な部数を」という考え方や提供価値は,今も本質的には変わっていない。むしろ,重要になってきている。1990年代と今日の市場・あるいは社会環境の大きな違いはインターネットやソーシャルメディアに代表されるオープンなネットメディアの出現である。このメディアの出現により,これまでのPODビジネスはソーシャルメディアにとって代わられ,紙メディアの価値はなくなるのか?結論としては,これからのソーシャルメディア時代のPODの価値は大きく二極化し,1)超集中型のPODビジネス,2)超分散型のPODビジネスへと発展し,その成長には,紙メディアとソーシャルメディアを“繋ぐ”サービスも紙メディアの付加価値化の武器になっていくと考える。