血液透析
医学
结核性淋巴结炎
肺结核
放射科
外科
病理
作者
Yuzuru Sakamoto,Hirofumi Kon,Sari Iwasaki,Hirotaka Shyoji,Michio Tani,Kaname Koyanagi,Yoshinobu Akasaka
出处
期刊:Nihon Toseki Igakkai Zasshi
[Japanese Society for Dialysis Therapy]
日期:2015-01-01
卷期号:48 (11): 677-682
摘要
症例は71歳, 男性. 糖尿病性腎症にて血液透析を導入し, 以後週3回の外来維持透析を施行していた. 前腕内シャント閉塞に対して対側前腕に内シャントを再造設したが, 再造設後4日目から37°C台の発熱を認めた. 各種抗生剤を投与するも解熱せず, CTを施行し左頸部および傍大動脈リンパ節の腫大を認め, 採血にてIL-2レセプター値の上昇も認めたことから, 悪性リンパ腫を疑い左頸部リンパ節生検を施行した. 摘出標本は結核菌PCR陽性であり, 病理組織学的検査所見では乾酪性類上皮肉芽腫を認めたため結核性リンパ節炎と診断した. 抗結核薬4剤併用の治療を開始し症状は軽快し, 治療開始後約1年目のCTでは明らかな再燃を認めていない. 血液透析患者では症状が典型的でないこともあり, 不明熱の原因として結核症を常に念頭におくべきである.
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